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Movable Type 3.1日本語版

2004.10.19 サイト運営 C(5) TB(1) このエントリーを含む「はてなブックマーク」 この記事を「livedoorクリップ」! 「Yahoo!ブックマーク」に登録

写真シックス・アパート社の記者発表会を覗いてきた。
特にメディア関係者というわけでも取材というわけでもなかったのだが、知人が同社の仕事をしていることを3日前に知り、メールのやり取りをする中で「お暇でしたら名刺交換兼ねて」ということになり潜入(リリース)。

シックス・アパート社がダウンロード販売を開始してから3ヶ月。企業によるブログサイト立上げは、まさに“雨後の筍”状態で、いわゆる社長ブログに留まらず、双方向性を生かした情報サイトが次々立ち上がっている。

MT3.1の特徴や販売形態は、多分あちこちで記事に書かれると思うのではしょって、「企業ブログ」部分だけについて今日お勉強してきたことをまとめておこう。

今、企業ブログは大きくこんな4形態にわけられる。

◆広報ブログ
 ─社長ブログ
 ─広報ブログ
◆プロモーションブログ
 ─新商品プロモーション
 ─映画プロモーション
◆EC連携ブログ
 ─商品紹介
 ─記事体広告
◆イントラネットブログ
 ─ナレッジマネジメント

写真マネックス証券の「マネログ」、P&Gの「アリエール─アイラブ困ったさんコンテスト」、「bk1スタッフレビュー」などの実例をあげながら、双方向のコミュニケーションを可能とするブログを、企業がどういう目的でどのように活用し始めているかを説明していた。

潜在的な企業ニーズ、ポテンシャルをどの程度を見込んでいるか?の質問に対しては、ブログを使ったコミュニケーションがWEB上ではマストの存在となってくる、それゆえ企業すべて!・・・というのは言い過ぎにしても、イントラネットでの情報共有ツールといった活用も含め、来年(?)でも数千社のニーズがあるだろう・・・とのこと。

ふむふむ。
まあ、今までだって、企業はインターネットならではの双方向コミュニケーションを目指して、WEB上で様々な情報発信をしてきた。ユーザ参加型の企画もあるし、商品やサービスに対する疑問・要望があれば、お問い合わせ窓口から24時間問合せを投げることができた。

しかし・・・実際にはさほどフィードバックは集まっていなかったのだという。ところが、社長ブログを始めたら、コメントやトラックバックを通じて、ユーザの生の声が怒涛のように集まってきて驚いたという、ある社長の感想も紹介された。

確かに、ユーザ側として考えても、問合せ窓口からわざわざ要望とかなげなくっても、サービスについての感想や要望を書いた記事を自分のブログにアップし、そこから広報ブログとか社長ブログの関連記事にトラックバックしたり、あるいは直接コメントを書いたりするな。

この違いは何だろう?

思うに、「ブログを持っている」ことで、対等感、「ネット上でのひとつの立派な主体」という意識がユーザ側にあるのだと思う。お問い合わせ窓口からメールを送るときには、自分は数万・数十万人いるユーザの一人に過ぎず、30分くらいかけて一生懸命書いた自分の要望メールは、きっとインバウンド業務請負会社のオペレーターが読?で、マニュアルに沿って対応して、やや慇懃無礼な御礼メールがボタンひとつでぴっと配信されて終わり。そんなイメージを持ってしまうのだ(実際はちゃんとどっかで集められて、もっと多くの人が読んでくれるのかもしれないが)。

ブログによるトラックバックであれば異なる。
まず問合せ担当の人以外に、その企業で働き、商品開発やらマーケティングやら営業やら、いろいろなところで活躍している人の目に触れる気がする(自分がその企業のスタッフだったら、出社時とかお昼休みとかに、頻繁に覗きに行くと思う)。また同じ意見を持っている他のユーザとも「だよね!」と言い合えるかもしれない。

ブログを持っていない人であっても、「コメント」を記事単位でつけ、それが多くの人の目に触れるということで、自らの書き込みが何らかの反響をもたらすという、ちょっとした参加満足感が得られる。

双方向と言うのは、単にどっち向きにも情報が発信できることではなく、どっち方向の情報も、きちんと誰かに受け止められることなのだろう。単なるコンテンツ管理ツールに過ぎないのだが、インターネットの双方向性を、目に見え、かつ使いやすい形にしたのがブログだ。

えっと・・・なんか記者発表会での話と自分の感想がごちゃごちゃになってきたのここらで終わりにしよう。同社の製品群の目的、それは企業と顧客、個人間、企業内などの「コミュニケーションを円滑にすること」だそうだ。

+++

写真ちなみに今自分は、丸ビルの斜め後ろ(東京駅から見て)にある三菱電機ビルの「DCROSS」からネットアクセスしている(全面ガラスの通りに面したテーブルにいるので、目の前に丸ビルが見えていい感じ)。ここは無料のコミュニケーションスペースで、広くオシャレな空間に、ソファやテーブル席がいくつもあり、勝手に使っていい。無線LANサービスもあり、身分証明書を見せれば、無線LANを使うためのIDとパスワードが与えられる。

長居しちゃってもOKということで、ホットスポッターな自分には天国みたいな場所だ。既に1時間半ほど、ここでメール送信など仕事をさせてもらっている(電源がどっかで使えるのかどうかは不明)。

以前この近くにあった丸の内カフェもそうだけど、超一等地で、ブランドショップなどテナントを入れたらそれなりの収入になる場所だろうに、ありがたいこった♪

写真


追記:Internet Watchに「Movable Type 3.1 日本語版が公開。ソフトバンクBBによる法人展開も」の記事がアップされていた。いつも記者として名前だけ見ていたインプレスの甲斐氏の実物を初めて見た(後姿だけだけど・・・)。



コメント

わださん こんにちは!

ここが「DCROSS」ですか、居心地よさそうですね。

>この違いは何だろう?

私も、ブログだからちょっとした要望や感想をトラックバックしたりコメントしたりしているというところがあります。

対等感と同類かもしれませんが、ブログだと企業というより個人を感じる(書き手が見える気がする)からというのもありますね。

>いろいろなところで活躍している人の目に触れる気がする

これも大きいですね。

投稿者: Key (2004.10.20 08:45)

情報に疎いのでいつもわださんのブログは勉強になります。
>思うに、「ブログを持っている」ことで、対等感、「ネット上でのひとつの立派な主体」という意識がユーザ側にあるのだと思う。
私もそう思います(・_・)/ ハーイ
しかし対等感が出すぎてクレーマーが続出しだすと目も当てられないですよね。。。

投稿者: はに~ (2004.10.20 17:08)

Keyさん、
確かにそうですね。やっぱ“企業”に対して「それでさあ」って話しかけないけど、“個人”には「ねえねえ」って話しかけますもんね。@niftyのプレスリリースとかお知らせとか、まともに読んだこともないけど(それで損していることもありそう)、社長ブログだったら読みますもんね。

はにーさん、
ありがとうございます♪

> しかし対等感が出すぎてクレーマーが続出しだすと目も当てられないですよね。。。

確かに。対等越えて、なんか「自分のブログは強い影響力を持ったメディアなんだ!」「企業を脅せる」的な意識も生まれてきちゃったりすると、危なっかしいですよね。

せっかくネットに積極的な企業が、勇気をだしてコメント・トラックバック受付にしているのであれば、担当者をへこませるような変な使い方じゃなく、建設的な感想・意見をだして応援していきたいですね。(ブログ化で目も当てられない状況になっちゃうと、担当者、へこむどころの騒ぎじゃなくなるし・・・)

投稿者: わだ (2004.10.20 17:22)

わださん、はじめまして。
いつも、楽しみに和田さんのブログ、拝見させていただいております。もちろん本も読ませていただき、影ながら尊敬いたしております。第二弾も楽しみにしておりますので、頑張ってください!!ね。
 「Movable Type 3.1日本語版」奥が深くて、コチョコチョいじってみただけの状態ですが、シロウトの私でも、簡単にサーバーにあげれ、驚きました。

投稿者: Miki (2004.10.22 23:20)

Mikiさん、
コメントありがとうございます&本をずっと前から紹介してくださっていて、本当にありがとうございます。

早いですね!自分は、ASP型のブログしか使ったことないので、興味津々です。やりたいなあ・・・でも今始めると、本当に他の事しなくなっちゃいそうだから我慢しないと。
一段落したら、ロリポップでレンタルサーバ借りて、Movable Type 3.1設定してみようと思います。

投稿者: わだ (2004.10.23 02:19)





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私はロリポップでサーバーをレンタルしているのだが、久々に覗いたら、「OHhhhhh!話題のMovableが作れるんじゃん!!」と喜びおののいた。さすが、ロリポッ...(2004.10.22 23:07)
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和田 亜希子

利根川流域に生息するアラフォー独女。ニッチなテーマで小さなサイトを作る「ミニサイト職人」で、主に運営サイトの広告収入で生計たてるようになり早10年経ちました。「パソコン一台携え、旅しながらサイト運営で生計立てる」ベドウィン・モバイラーの夢まであと一歩。大切にしたいのは「好奇心」と「向上心」。うさぎは2011年の干支、ヘビ年バージョンはこちらです。(詳細

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