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ビジネスブログのつくりかた

2005.04.18 本&音楽 C(3) TB(3) このエントリーを含む「はてなブックマーク」 この記事を「livedoorクリップ」! 「Yahoo!ブックマーク」に登録

写真自分は、ブログに仕事でかかわったことはない。ただの個人ブロガーだ。しいて言えば、ちょっとブログ中毒気味な人間だ。ただ最近、仕事関係の知人からよくこんな話を聞くようになった。

「うちでもブログやりたいんだよね・・・」

相手が“個人”なら、是非やれ、それやれ、すぐやれと煽りまくるが(←典型的なブログ中毒症患者)、それが法人となると異なる。

メールマーケでもアフィリエイトでも同じこと。

うだうだ悩んで、一歩も前に踏み出せないのも問題だが、何も考えずに「うち“も”」と安易に始めるのもどうよ・・・と思う。もちろん、そんな重たく考える必要もないが、数時間〜数日の時間を割いて、何のために、そしてどう運営するのか、戦略と企画を組み立てる必要がある。

そうは言っても、まだビジネスブログの歴史は短く、ケーススタディが豊富にあるわけではない。何をどう検討したらいいか、悩ましいところだ。そして、細かいところで議論に明け暮れて、やる気をそがれるのだ。

「コメントに商品のクレームが入ったらどの部署がどう回答するんだ?」
「商品の問合せとクレームなら、サポートセンターだろ。勝手に答えたら、あそこ怒るぞ」
「というか、それはサポートセンターにお問い合わせ下さいって書けばいいんじゃないか?」
「そもそも、コメント欄はなくしちゃいましょうよ」
「ええ、でもそれじゃあ、顧客の声吸い上げのためにっていう目的が・・・」
「いや、トラックバックもあるし」
「トラックバックでリンク張られた先で、競合商品が絶賛されていたら・・・」
「けんけん」
「そうそう」
「・・・」

ブログ活用ひとつとっても、社内を説得し、理解を得るのには時間と根気が必要だ。

そんな人は、この本を手に取ってみよう。
ブログって何かというところから始まり、企業にとって、ブログはどんなメリットがあるツールなのか、どういった活用方法があるのか、運用にあたっては何を事前に検討しておくべきなのか・・・などが、本当に丁寧に書かれている。ざっくりした感覚だと、2日間6万円の実務担当者向けビジネス講習を受けにゆく・・・そんな感じの内容だ。

何がうれしいって、肝心なところは箇条書きでまとめられていて、このまま社内向け企画書に転用できてしまう内容が多いことだ。ブログの名前をどう決める?とか、ターゲットは誰にする?とか、ある種、これに沿って検討し、「わが社ではこういう理由からこの3つのうち、これに決めます」など企画書を作れば、ロジカルなものができそうな気がする。ブログサービスを使うのか、自社ドメインでブログツールインストールでやるのか、それぞれのメリット・デメリットも、担当者が悩まなくても、ここにわかりやすくまとめられている。

喧喧錚々(字、これでいいのか?)となりやすい、コメント・トラックバックの開放・運用をどうする問題も、「受けつける・受け付けない」の二極対立だと、結局リスクの話だけになって「NG」になってしまうケースが多いが、

・知らなかった情報を得る
・顧客の何気ない意見を吸い上げる
・得られたコメントを商品開発にフィードバックする

といったようなメリットがあげられいたり、コメント管理のガイドラインとして

・不適切なコメントは削除するのかしないのか
・その削除基準はどうするのか
・削除したことを通知するのか

など、検討必要事項の一覧や選択肢が載っていると、幅が広がってゆく。

ちなみに、こういう本で面白いのは、やはりケーススタディだ。
この本も例外ではなく、「士業ブログ」「建築会社ブログ」「美容室(!)ブログ」など、業界別に、こんな活用方法や作り方があるということが、実例として多数掲載されている。

うちでもやりたいけど・・・うーん、ネタがねぇ・・・なんて、これらのケーススタディを読んだら、二度と言わなくなると思う。というか、これを読んでも「でもうちの場合はやっぱりネタがね・・・」なんて言っている人は、そもそも、ブログ立上げ担当者になるセンスがないか、その会社がブログ向きではない(軍需産業部門など)のだと思うので、やめたほうが安全だ。

・・・さて、少し長くなっちゃったので、終わりにしよう。
とにかく、WEBに仕事で関わっている人で、ブログ活用に興味ある人にはオススメ。本屋さんで平積みになっているので、是非見てみて欲しい。

この本と、先日発売された四家さんの「ビジネスブログブック」、この2冊、タイトルは思い切りかぶっているが、内容的には結構異なっているので、両方読んでみてもいいと思う。


+++


そういえば、昨日の記事「Movable Typeに挑戦」に、トラックバックが入った。
この本の著者の会社のブログ「eNatural.org」からだ。ここのブログマスターは、[N]ネタフルと同じ小暮さん。

見つけるの、早いなあ・・・。
記事の一番下にちょろっと書いただけなのに・・・。
こっちからトラックバックもしてなければ、メールもしてないのに・・・。

やっぱ、アルファブロガーは違う。
 


ありがたいことに平積みして頂いている書店もあるようです
(うちの母リサーチによる)。

なんて書いてあったので、こちらもリサーチしてきました。

写真

↑これは、秋葉原ラオックス館内の本屋さん。平積みです。つか落ちそうです。
ちなみに、MTで新しく立ち上げるブログ用に、写真素材集を買っちゃいました。

写真

↑発売から時間も経ったけど、こちらもまだまだ平積み。四家さんの本です。ちなみにピンク本も1冊だけありました。緑本は、さすがに姿を消していました(涙) でも、mametaさんの「ネット副業の達人アフィリエイトでこんなに稼げる!」はあったのでOK。

写真

↑さて、場所は変わって、上野駅構内の本屋さんです。ビジネス書コーナーにありました。ちなみに隣はホストクラブの始め方です。本屋さんの店員って、結構置き方に「こだわり」があると聞いたことがあります。クラブとブログ、響きがちょっとだけ似てますね。

写真

↑駅で読んでいる人を発見しました。あ、自分ですね。

写真

↑階段を降りながら読んでいる人もいました。あ、これも自分か。。。

写真

↑電車を待ちながら・・・あ、くどいですね(^_^; 単に読み終わっちゃって、さらに携帯のバッテリーが切れたもので、暇になってしまい、写真をとりまくっていただけです。


ということで、以上。

あ、Amazonリンク忘れてた・・・ので追記。

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齋藤 伸也 小暮 正人

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コメント

この本、いいなぁ~
最近企業の方に
ブログの事について相談されたり
愚痴られたりする事が増えたので(笑)

その点わたしは個人の立場だし
中途半端な知識で
あまりうかつなこともいえないので

まずコレを勧めよう!

投稿者: 姫子 (2005.04.19 02:09)

うわー、和田さんこんなに凄い書評をありがとうございました! 感動です。ある意味、感動です。

おかげさまで想像以上の方に手にして頂いているようで、嬉しい限りです。

姫子さん、是非よろしくお願いします!

投稿者: コグレマサト (2005.04.19 09:54)

姫子さん、自分も同感です。
これまでは、会社でブログを始めたいんだよ・・・とか言われて、「こんな感じのことできないだろうか?」とか聞かれると、割と近いパターンで運営されているブログとかを教えて、ブログツールもいろいろあるし・・・など話をしていたのですが(あと予算持っていそうなとこだと古巣のカレン教えてた)、この後はこの本2冊を紹介しちゃうっていうのが楽チンだなと思いました。

コグレさん、すごくわかりやすかったです。頭の中が整理されました。実務でたくさんかかわっている方々が書いたということが実感できる本でした。
あと、きっとこれまで「いやー、うちも始めてみたいんだよね・・・」といいながらノーアイディアだったり、ブログ始めようにもネタが見つからないとぼやいたり、運営めぐってあれこれ壁にぶつかったりそもそもブログについての誤解があったり・・・といった、いろんなクライアントに根気強く説明と啓蒙活動をしてきたんだろうなあ・・・なんて思いました。

投稿者: わだ (2005.04.19 10:10)





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あのネタフルの小暮さんが本を書きました。大変実践的な本。どのような考え方でブログ(2005.04.22 13:37)
「ビジネスブログのつくりかた」を紹介して頂いたブログを紹介させて頂きます。 ありがとうございました!...(2005.04.22 16:54)
続きは・・・(2007.07.05 00:36)
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利根川流域に生息するアラフォー独女。ニッチなテーマで小さなサイトを作る「ミニサイト職人」で、主に運営サイトの広告収入で生計たてるようになり早10年経ちました。「パソコン一台携え、旅しながらサイト運営で生計立てる」ベドウィン・モバイラーの夢まであと一歩。大切にしたいのは「好奇心」と「向上心」。うさぎは2011年の干支、ヘビ年バージョンはこちらです。(詳細

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