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水族館「アクアマリンふくしま」でバックヤードツアーに参加

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なにげに水族館が好き。今夏にひとりで八景島シーパラダイスを訪れたし、昨年末は鳥羽水族館にも。魚の名前は全然覚えられないのだが、暗い館内に青白く光る水槽の幻想的な雰囲気が好きで、熱帯魚や巨大なまいわしの群れ、ぷるぷるひれを動かす小さなフグの泳ぎを見ているとわくわくする。

●アクアマリンふくしま

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アクアマリンふくしまの最寄り駅は、常磐線の「泉駅」。
いわきの少し東京寄りだ。

福島県と茨城県の県境に近く、先日の大震災では津波で壊滅的被害をこうむった小名浜港の一角にある。この水族館も津波で浸水し電気系統がやられ、飼育していた魚たちの多くが死んでしまい、必死の復旧作業で7月に再開した時、TVニュースか何かでその様子を見た記憶がある。

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「いつか行ってみたい」

そう思っていた希望が思いのほか早く実現した。

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きてみてびっくり。
ものすごい規模だ。

巨大な羽のようなガラス張りの壁面が真っ青な空と海を背景に美しい。

中もさんさんと外の太陽光が注がれ、ガラス越しに目の前の海を眺められる場所が多い。

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暗い部屋の壁にはめ込まれた水槽がたくさん並ぶエリアの他に、こんな感じの、実際の生態系に近く作られた場所もかなりある。ここは確か熱帯雨林のゾーンだったかな。

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震災の後、津波で館内の発電施設がまったく使えなくなり9割もの生物が死んでしまったというが、生き残ったのはこういう場所の淡水魚だったと、展示に書かれていた。

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来年の干支、タツノオトシゴ。

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震災後、関東中心に各地の水族館などに残った魚や動物たちを避難させたそうだけど、そのうち鴨川シーワールドに飼育委託したゴマフアザラシが4月7日に子供を出産した。その子の名前が「きぼう」。このあたりの経緯などがパネルにまとめられている部屋もあった。

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いつかきっとこのあたりの話も、旭川動物園みたいにテレビドラマ化したりするんじゃないのかなあと思ってしまう。この復興日記をただ時系列に読み進めているだけでも、何かじーんと胸が熱くなってくるので。

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ここはかなり面白く、水槽の中の魚を鑑賞する「水族館」というよりは、海の中の生物について学ぶ巨大な学習施設といった作りになっている。魚がまったくいない、展示だけのスペースもたくさんあり面白い。私は今回あまり時間なかったのでじっくり見て回る余裕はなかったが、勉強になる。小さな子供がたくさん来ていたけど、そんな展示も親に説明してもらいながら、まじめに見ていた。

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ひとりで魚見ながらてくてく歩いていたら、頭にシーラカンスのお面かぶった年配のボランティアスタッフの方が声をかけてくれた。「バックヤードツアーが今から始まるので参加しませんか?」

ラッキー!!!

いろいろ体験企画あるものの、「時間的にあわないだろうな」と思い込みノーチェックだったが、ナイスタイミング。家族連れに混じって参加させてもらった。

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バックヤードとは、水族館の裏側。
前に鳥羽水族館でちょっとだけ覗いたことはあったけど、ここのは全行程で30分というかなり本格的なもの。

パイプが縦横無尽に走る「裏側」を、頭かがめたり階段上り下りしながら、結構な距離を歩き回った。

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これは、ちょうざめの水槽の裏側。
なんか・・・生け簀みたいだ。

ボランティア解説スタッフの話も面白い。
表から見えちゃったら格好悪いところを隠すためにアルミホイルで巻くなど、表にはかなりお金かけてあるけど裏側は相当節約してるそう。

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獣医さんが作業などしている部屋や、えさをつくっている調理室なども見れて、水族館好きにとっては興奮しまくりな体験だった。

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実際にスタッフの方がいろいろ作業したりしている様子も見ることができ、道具類も間近で見ることができる。

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海水をひきあげるためのモーターとポンプが並ぶ部屋。
津波の時に完全に水没し、モーターがだめになってしまったそう。取り替えた古いモーターが一角に並べられていた。

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パイプの配置換えや修理も頻繁にあるのだろうか。
L字型やT字型など、連結するパーツが大量にストックされていた。

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ホルマリン室の全室には、ゴマフアザラシの剥製も。
視覚障害の方が訪れた際などに、触感で生物を理解してもらえるよう、この部屋に通して触ってもらうこともあるそう。

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高級わさびおろし器と本物の鮫肌。

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岩肌も石も、すべて軽いフェイク。
水だけでも相当な重さになるので、これらは軽い素材でできているとのこと。

とってもリアルなのは、実際の岩肌で型をとっているから。

へー!へー!へー!
あちこちに職人の技がいきているんだなあ。

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技という点では、水族館に欠かせない強化アクリル板を、必要な強度に応じて張り合わせても透明感を維持できる技術は日本のとある企業の特許なのだそう。世界の多くの水族館で採用されていて相当なシェアを誇っているんだとか。

知らなかった!

・・・という具合で、かなり面白いツアーなので、
行く機会あったら是非これには参加すべし。

子供たちもとっても喜んで、ボランティアガイドの人になついていた。

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食事する場所もとっても開放的!

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さらにガラス張り展望台に上ると、小名浜港が一望できる。

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岩手や宮城と違って、福島や北茨城の被災地には初期なかなか支援も届かず状態だったと聞いたことがある。小名浜港も、本当にめちゅくちゃになっている写真や動画をネット上で見たんだけど、9ヶ月でここまできれいになるなんて本当にすごい。多くの人の必死の復旧作業があったんだろうなと思う。この水族館もそう。

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まだ工事中の部分もかなりあるけど、
そんな復興途上の風景が見えるのも今だけなので、お正月休みや春休みに家族でちょっと足を伸ばして、スパリゾートハワイアンズなんかとセットで行ってみるのもいいと思う。

ちなみにこの道を行くと・・・

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海産物など買える「いわき・ら・ら・ミュウ」という施設がある。
前に来た時よりずっときれいになっていた気がする。

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まぐろや牡蠣・ホタテなどいろいろ。

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干物セットもかなりそそられた。
地方発送もしてくれる。

ほかに、海鮮丼など食べられる飲食店やいわきのお土産品が買えるお店がたくさん入っている。

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小名浜港を一周するデイクルーズの運行再開は来年4月。
これ、船にたくさんかもめが止まってて、餌を投げるとどわーっと寄ってくるのでかなり楽しい。

あのカモメたちは、完全に船と一体化してて、
自分で餌をとろうという野生を完全に失ったかのように私には見えたけど、震災以後はちゃんと自立できたのだろうか。

どうでもいいことを考えながら、小名浜港を後にした。

PS 「いわき・ら・ら・ミュウ」を訪れたら、1600円の水族館の入場券が1300円で売っていました。「いわき・ら・ら・ミュウ」で何か買い物したレシート必要とのこと。いつまでやっているかわからないけど、念のため先に「いわき・ら・ら・ミュウ」寄っておくと悔しい思いせずにすむかも。



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和田 亜希子

利根川流域に生息するアラフォー独女。ニッチなテーマで小さなサイトを作る「ミニサイト職人」で、主に運営サイトの広告収入で生計たてるようになり早10年経ちました。「パソコン一台携え、旅しながらサイト運営で生計立てる」ベドウィン・モバイラーの夢まであと一歩。大切にしたいのは「好奇心」と「向上心」。うさぎは2011年の干支、ヘビ年バージョンはこちらです。(詳細

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